白いシャクヤク
- ナチュ コワンドゥ
- 5月19日
- 読了時間: 1分
白いシャクヤクといっても色々あって
ほんのりピンクを帯びたり、
赤いラインが入ったり、
じつはこれ、育った環境や品種による自然の“ゆらぎ”。
なかでも今回お迎えの『氷点』は、
花びらの外側に赤いラインが入り、
全体がやわらかなピンクに染まる、静かな美しさをたたえた一輪。
その名に反して、どこかあたたかみを感じさせる花姿です。
朝晩の寒暖差や、光の加減、
土の栄養やpHバランスによっても、
その色づきは、少しずつ、静かに、変わっていくのです。
咲き進むたびに浮かび上がる、
やわらかなピンク。
それは、自然が描いたグラデーション。
同じ「白いシャクヤク」でも、
その一輪ごとに、物語があります。

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